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新NISAの投資枠活用、初心者の主婦!夫のお金で運用始めました

新NISAは2024年から始まった18歳以上の人なら誰でも始められる税制優遇制度。

投資は知識もないし、資金もない、収入の少ない主婦には関係ないかも?投資に手を出して損したくないと考えていませんか?

新NISA

実は新NISAは、専業主婦でも夫の収入から資金を移動させ、投資が可能。夫の扶養から外れることはありません。確定申告をする面倒もありません。

新NISAはパート主婦でも簡単に始めることができ、利益から20%ほどの税金はひかれなくて済む優遇制度。

利用しないと損。20%の税金って、大きいですよね。

資金は夫の収入から年間110万円以内であればNISAやiDeCoに使うことができ、贈与税もかかりません。

この記事では、投資初心者の主婦がNISAをわかりやすく解説し、ネット証券の選び方、ネット証券口座を開設をする手順を記事にしています。

新NISAは専業主婦やパート収入の主婦も始められる

 

新NISAは18歳以上であれば専業主婦やパート収入の主婦など、誰でも始められる税金の優遇制度。

証券会社や銀行で開設したNISA口座で取引して得た利益に対して通常20%ほど納めなければならない税金を納めなくて良いという制度です。

通常、NISA口座で得た利益は税金分を納めずにすみ、非課税になります。

専業主婦は収入がないから、投資なんてできないと思っていましたが、夫の収入のうち、年間110万円は妻に資金移動でき、贈与税もかかりません。もちろんパート収入で得たお金もNISA口座で運用できます。

 

新NISAは夫の扶養のまま活用できる

夫の収入資金移動は110万円

新NISAで運用すると、夫の扶養家族から外れるのでは?と心配な人もいるかと思いますが、新NISAの運用はどれだけ稼いでも夫の扶養からは外れません。

新NISAは非課税所得で、夫の所得に加算されないため扶養からは外れないので、安心して使うことができます。

また、非課税のため、確定申告の必要もありません。

新NISAは夫の収入を利用した場合、110万円の限度額を超えると贈与税がかかる

110万円こえると贈与税

新NISAは夫の収入を資金移動して運用しても贈与税はかかりませんが、110万円を超えると贈与税がかかりますので、注意が必要です。

【夫婦間贈与(一般税率の場合)】

税率 控除額
110万円以下 贈与税無し 贈与税無し
220万円以下 10% なし
300万円以下 15% 10万円
400万円以下 20% 25万円

税金を払わないためには、110万円以内で納めると良いですよ。

国税庁 タックスアンサー 贈与税がかかる場合

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4402.htm

 

新NISAとiDeCoはどっちがいい?

iDeCoとNISAの選択肢を提案するスーツの女性

専業主婦やパート収入の主婦にとっては、新NISAの方がiDeCoよりもメリットがあるといえます。

一番の違いはNISAは非課税投資枠が大きく、自由度が高いこと。

iDeCoは元本割れの可能性は低いですが、原則60歳まで出金ができません。

iDeCo公式サイト➡https://www.ideco-koushiki.jp/

 

 

どうしても元本割れは避けたいという人にとってはiDeCoの元本保証型の商品を選ぶのがおすすめ。

 

私は既に50代ですので、iDeCoのメリットはあまりなく、NISAで投資することにしました。

 

主婦向けの新NISA活用方法

新NISAは夫と妻のそれぞれの口座を開設すると一世帯の非課税枠は夫と妻とで2倍!

つまり、合わせて非課税枠(360万円×2)が最大(つみたて投資枠+成長投資枠)で720万円まで広がります。

株や積み立て投資信託などので得た利益には、通常20%ほど(20.315%)の税金が発生しますので、利益が増えれば増えるほど税金を納めなくて良い分だけ手元に残る利益は増えます。

非課税になるNISAの枠とは?

NISAには投資額によって2種類の枠「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、2つは併用ができます。

年間で投資できる金額は「つみたて投資枠」では120万円、「成長投資枠」では240万円、合計360万円の投資が非課税でできます。

非課税限度額は数年かけて投資をして、限度額以内であれば非課税。

例えば成長投資枠で株式購入し、株式を売った場合、翌年は売った株式の購入時の枠が復活する仕組みになっています。

つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資枠 120万円 240万円
非課税保有限度額 つみたて投資枠は成長投資枠と合わせて1,800万円が限度額 1,200万円
投資対象 金融庁が定めた条件を満たす「投資信託」と「ETF(上場株式投資信託)」 日本株、外国株など多種 詳しくは JPX日本取引グループ銘柄一覧

 

つみたて投資枠の特徴

つみたて投資枠とは、長期にわたって資産形成を目的とする投資枠のことです。

NISA口座を銀行や証券会社で開設すると、NISAつみたて投資の商品が選べます。

例)SBI・V・S&P500インデックス・ファンド SBI証券が提供する投資信託、アメリカの主要企業500社に分散投資が可能な商品です。低コスト、長期投資に適しています。

例)e-スマート証券

  • 国内株式型:TOPIXや日経225に連動するファンド
  • 海外株式型:MSCI ACWIやFTSE Global All Cap Indexに連動するファンド
  • 全世界株式型:MSCI World Indexやオール・カントリー型のファンド

NISAつみたて投資枠の商品を確認することができるページはコチラ

👉https://kabu.com/item/nisa/tsumitate/item.html

それぞれの商品や特色についても詳細が載せられていますので、選びやすくなっています。

成長投資枠の特徴

成長投資枠は、つみたて投資枠の対象外の商品も購入できるため、より幅広い投資が可能になります。例えば、株式市場の個別株などの運用ができます。

私はもう50代なので、つみたて投資よりも短期で利益を狙っていくことにしました。許容範囲のリスクを決めながら国内株式の運用をしています。

成長投資枠の主婦向け活用方法

株式の売買譲渡益に投資する

新NISAは証券会社で口座開設をすれば株式への投資が可能になります。

株式に投資、利益が見込める2つの方法

1)株式を安い時に買い、高い時に売る「株式譲渡益」を狙う方法。

2)株式を(売ってしまわずに)保有していると「配当金」や「株主優待」をもらう方法。

 

NISA口座で株式譲渡益が出た場合、非課税になりますので、利益がまるまる手元に残ります。

例)

株の譲渡益で20万円の利益が出た場合、4万630円の税金を支払わなければなりませんが、新NISA口座で得た利益には税金がかかりませんので、4万630円の税金は支払う必要がありません。そのまま利益となります。

 

NISAの枠で株式を売った場合、来年度の枠に復活しますので、売買しても来年またNISAの非課税枠は使うことができます。

株主優待や配当金狙いで投資する

 

株に投資して、売らずに保有すると、配当金や株主優待がもらえるところがあります。例えば、乳製品を扱うラクトジャパンです。

例)

ラクトジャパン(乳製品を製造販売する会社) 

株価:2,956円/1株 買100株単位 

配当金:10,000円/年間配当

株主優待:3,000円相当のチーズなどの詰め合わせがもらえる(株式2年以上保有)

 

295,600円でラクトジャパンの株を買うとすると、2025年の年間配当金は10,000円(NISA非課税)株式を2年以上継続保有すれば、2年以降保有株式数によって3,000円~5,000円の優待商品がもらえます。

 

 

ポイントを投資に回す 投資でポイントを稼ぐ

 

日々の買い物で貯まったポイントを投資に回す

買い物で貯まったポイントを投資に回す

新NISAの積み立て投資をクレジットカード決済(クレカ積み立て)にすると、毎月ポイントが貯まります。

証券会社によって貯まるポイントがVポイントだったり、ポンタポイントだったりするので、自分の使いやすいポイントが貯まる証券会社にするのも方法です。

【ポイントが貯まる証券会社】

SBI証券👉Vポイント、ポンタポイント、dポイント、JALマイル

eスマート証券👉ポンタポイント

楽天証券👉楽天ポイント

 

 

投資に回す資金をクレジットカード決済にしてポイントをためる

投資をクレジット決済でポイントゲット

新NISAの積み立て投資をクレジットカード決済(クレカ積み立て)にすると、毎月ポイントが貯まります。

証券会社によって貯まるポイントがVポイントだったり、ポンタポイントだったりするので、自分の使いやすいポイントが貯まる証券会社にするのも方法です。

【各証券会社で使えるクレジットカード】

三井住友カード、oliveカード👉SBI証券

楽天カード👉楽天証券

auPayカード👉eスマート証券

 

新NISAの金融機関はネット証券がおすすめ

新NISA口座は銀行と証券会社で開設できます。

但し、新NISA口座は複数開設することができませんので、どの銀行、証券会社に開設するか、よく検討することが必要です。

新NISAをこれから始める方は、手数料や取り扱い商品の種類、使い勝手も考えると、ネット証券がおすすめ。

どうしてネット証券が良いのか、シンプルに取り扱い商品数の多さと手数料の安さですが、詳しく開設していきます。

ネット証券のメリット

 

  • 株式、投資信託(積み立て)どちらも取り扱いがあり、商品も多い
  • 証券会社の手数料が安い
  • 積み立て金額が柔軟
  • クレカ積み立てもでき、ポイント還元もある

 

一方、銀行の方が安心感があり、銀行で新NISAを始めたいという方もいると思いますが、銀行で新NISAを始める場合、取り扱い商品数が少なく、株式投資ができなかったり、ポイント還元がなかったりするので、新NISAの口座開設はネット証券会社がおすすめになります。

NISA口座は複数開設できる?

NISA口座は1人1つの証券会社でしか開設できません。法律により、同じ年に複数の証券会社でNISA口座を同時に開設することは禁止されています。ただし、証券会社を変更することは可能です。その場合は、現在のNISA口座を閉鎖し、新しい証券会社で手続きをする必要がありますので、比較検討して開設することをおすすめします。

NISA口座が開設できる証券会社は、主婦が選びたいのは、先ず証券会社の信頼性、安心感はおさえておきたいですね。

【NISA口座開設におさえておきたいポイント!】

  • 証券会社自体に信頼、安心感のあること
  • 取り扱い商品が多い
  • わかりやすく、手続きが簡単

NISAにおすすめ!ネット証券会社

SBI証券

SBI証券はネット証券の中でランキング第一位です。口座数は約1331万口座に達しています、二位の楽天証券。

信用格付け情報センターR&I の格付けでもネット証券としては最高のA、格付け方向は安定的とされ、安心できそうです。

 

 e-スマート証券

e-スマート証券は

三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営するネット証券会社です。以前は「auカブコム証券」という名称でしたが、2025年2月に三菱UFJ eスマート証券に変更されました。

この証券会社は、初心者から上級者まで幅広い投資家に対応するサービスを提供しており、以下の特徴があります

  • 少額投資: 「プチ株」というサービスを利用して、1株単位で日本株を購入できます。
  • 自動売買注文: リスク管理を重視した注文機能が充実しています。
  • 米国株の取り扱い: 約2000銘柄の米国株を取り扱っています。
  • 積投資: 月500円からの積立購入が可能です。

また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と提携してIPO株の申し込みができるなど、グループの強みを活かしたサービスも提供しています

信用格付け情報センターR&I の格付けでもネット証券としては最高のA、格付け方向は安定的とされ、安心できそうです

 

 松井証券

松井証券 は、個人投資家向けに、きめ細かいサービスと金融商品の取扱いが多いことで人気があります。株式取引、投資信託、FX、先物・オプション取引、NISA、iDeCoなど、多岐にわたる投資サービスを取り扱っています。

特徴としては、以下のような点が挙げられます

  • 低コストの手数料体系: 1日の取引金額合計で手数料が決まる「ボックスレート」を採用。
  • 少額投資のサポート: 1株単位での株式購入や、100円から始められる投資信託など。
  • 充実したオンラインツール: 初心者から上級者まで使いやすい取引アプリやツールを提供。
  • 教育コンテンツ: 投資初心者向けの情報やアドバイスを提供するサポート体制。

松井証券は、特にオンライン取引に力をいれており、使いやすく、手数料も割安です。

顧客にきめ細かいサービスを提供されているという評価もあり、個人投資家には最適です。

 

楽天証券

 

楽天証券は、日本の大手ネット証券会社で、株式、投資信託、FX、NISA、iDeCoなど幅広い金融商品を取り扱っています。初心者から経験者まで利用しやすいサービスを提供しており、楽天ポイントを使った投資や、便利な取引ツール「マーケットスピード」などが特徴です

 

まとめ

主婦がNISAを始める場合、夫の収入を年間110万円以内なら資金移動させることが可能。面倒な贈与税もかからず、扶養家族からも外れず、利益に対して20%ほどかかる税金を支払う必要はありません。

NISA口座を開設できるのは一人、一金融機関です。2つ以上の金融機関を使うことは法律で禁止されているため、どの銀行、証券会社に開設するか、検討が必要です。

おすすめは運用商品が多く、手数料の少額なネット証券

中でも格付けの高くて、安心感のある

SBI証券

eスマート証券

松井証券

楽天証券

預貯金や公的年金だけでは老後が不安、子どもの進学資金の準備に、NISAは早めに始めるのがメリットがあり、夫のNISA枠だけでなく、夫の資金を移動させ、主婦のNISA枠も活用することで、不安を解消することができそうです。