自彊術(じきょうじゅつ)というネーミングと独特の体操の動きから、怪しい?宗教?と勘違いされる人もいるのですが、国から認められた公益社団法人ですので、安心して参加して大丈夫です。
自彊術(じきょうじゅつ)とは自分の体調や体の悪いところを無理せず動かし、徐々に体力をつけていくことのできる体操のことで、全国に自彊術を教えてくれる体操教室があり、体操を紹介する本やDVDも販売されています。
もともとはラジオ体操もとになった健康体操で、大正5年(1916年)に手技治療師だった中井房五郎(1878年 – 1931年)によって創案された健康体操です。
この記事では私自身の効果や体験をもとに、レッスン内容と時間、料金、レッスンに必要な物の紹介、自彊術の本、ビデオ、DVDのご紹介をします。
私は高齢出産の産後の戻りが悪く、子どもが2歳の時にぎっくり腰になり、一歩も動けなくなり、整形外科に長い間通院していました。その後もひざや腰に自信が持てず、自転車も乗れないガラスの腰と膝でした。 子どもが小学校1年生の時にたまたまママ友が自彊術の先生をしていて、体験に行ったのがきっかけでした。
体操をやるより病院に行った方が良いのではないかと思うほど、自信の無い体でしたが、動きのできない体操は代替法といって、軽い動きを教えてもらい、実践していくうちに、できるようになって来ました。
運動が苦手、激しい運動についていく自信がないという方、若い方から40代、50代、60代、ご高齢の方でも、自彊術(じきょうじゅつ)なら自分のペースで運動ができますので、安心してはじめられます。
日にちや時間を決めて体操のレッスンが受けにくい方は、女性専用パーソナルトレーニングジム「ファディー」がおすすめです。365日早朝~深夜までオープン!女性専用だから安心、運動が苦手でも大丈夫!です。
もくじ
レッスン
時間と内容
レッスンとして、みんなと一緒に体操をするのは1週間に一度、月3回、一回のレッスン時間は1時間半ほどです。
準備体操と呼ばれる「顔こすり」「足もみ」の後、31の動作の体操をしますが、時間に余裕があれば、マッサージなど生徒と先生同士で背中や肩、腕など体をもみほぐす方法を学んだりします。
体操の動作は少し特徴的で、楽しいというより、効果重視、正しい方法で体操ができれば、体中の関節を効率よく動かして血流を良くし、終わった後は体が爽快になります。
うまい、下手は無く、体の調子が悪くて動かせない箇所があれば、動きを少しゆるくして代替して体操ができます。
自彊術 という名前と特徴的な体操で、なんだか怪しい、宗教的と勘違いされる人もいますが、宗教は無関係で国から認められた公益社団法人です。 心配は要りません。
レッスンの料金
レッスン料は場所代にどれだけ費用がかかるかによって違ってくるそうです。
ちなみに私が通っているのは地域のコミュニティーセンター(場所代は無料)のレッスンですので、1ヶ月3回で月謝2,000円、年に一回年会費として3,000円を月謝にプラスして支払います。
場所代にお金がかかる場合はもう少し高くなると思いますが、スポーツクラブに行くより安く、覚えてしまうと自宅で毎日できるので、コストパフォーマンスは良いと思います。
自彊術のレッスンに必要な物は3つだけ
自彊術の体操に必要なウェアなどをご紹介します。
グッズや用具はほとんど必要ありません。あえて必要で買い揃えないといけないものは、3つです。
1)伸縮性のある「スポーツウェア」
2)準備体操で足をもんだりするので、「五本指ソックス」
3) 寝転がったりする体操もあるので自分専用の「ヨガマット」
体操しやすいスポーツウェア
画像のような雰囲気のウェアでレッスンしている人が多いと思いましたので、ご参考にしてください。
画像はベルメゾンのスポーツウェアbspix 裏起毛ストレートジャージパンツ 2,690円です。
ジャージ類を既に持っていれば、買わなくて大丈夫です。 動きやすくて伸縮性のあるスポーツウェアでレッスンできます。
5本指ソックス
自彊術では体操をする前に自分で体をほぐす準備体操のようなことをします。足の指を一本一本マッサージしたりすることもありますので、5本指ソックスは必需品です。 5本指ソックスは最近では販売しているところが増えましたが、見つからない場合はネットショッピングが便利です。
ヨガマット
持ち運びが楽な厚さ6mm程度のヨガマットがあれば、体操中も足元がすべらず、床に寝る姿勢も気になりません。
人気のヨガマットをご紹介します。色も各色あります。 私はリビングで体操をすることが多く、リビングにおいても雰囲気を崩さない茶色が気に入っています。
レッスン用に持ち運ぶ人は、折り畳み式のヨガマットが便利です。
自彊術 のホームページ
公益社団法人 自彊術 普及会のホームページはコチラです。
体操を習うには、各地域に先生が居て、教室があるので 自彊術 普及会に連絡をして、通える教室を教えてもらうことになります。
自彊術 の本、DVD
教室にいきなり行くのは敷居が高いと思われる方は、一度ホームページの動画や本を購入して、自分に合うかどうかを確かめるとよいと思います。
但し、動きだけをまねしても、動作によって正しく伸ばす、動かさない、斜め45度を向く、一歩半前に踏み出す、など細かな点をしっかりと正しくやってこそ効果がある体操なので、正しくできるまでは教室に通った方が良いと思います。
私が持っている本はコチラです。
DVDも15分にまとめられている短縮版ですが、全ての動作を見る事ができます。
(通常は一つの動作を20回するものもあり、30分以上かかる体操です)
↓
読本とDVD付 参考価格:1,650円(Amazon prime送料無料)
私は、自宅で体操する時も使っています。
その他、DVD、書籍多数出ていますので、一部を載せます。
まとめ
自彊術 を習い始めて6年経ちました。 この体操に出会う前は自分の体に自信が持てず、常に腰と膝に不安を抱えていて、いつまた動けなくなるのかとヒヤヒヤしていましたが、コツコツと体操をすることで、少し調子が悪い時は気づき、早めにコルセットをするなど手当てをすれば、大きく調子を崩すことはなくなりました。
以前は急に調子が悪くなり、家族にも迷惑をかけて、泣きたい気分になったこともありましたが、そういうこともなくなりました。
もし、この記事を読んでいる皆さんが、健康を取り戻すきっかけになったらと思い、記事にさせていただきました。 まだまだ働ける、遊べる、何かの役に立てる!
健康さえあれば、何でも出来ます。 運動が苦手な人も出来ますので、大丈夫です。
健康を見直して、自信の持てる体への一歩を踏み出してみませんか。
⇒公益社団法人 自彊術 普及会のホームページを見てみる
レッスンに必要なものは3つだけです
運動に自信がない方、どこかを痛めている方、最初の一歩始めてみませんか。私も自分のペースで健康を維持できるようになりました。
関連記事
健康体操 「自彊術(じきょうじゅつ)」の本とDVD:KIMIのおすすめ