50代になると、投資に対して「いくら増やすか」よりも、日々の生活を変えずに、どう続けられるかを重視するようになりました。
株価の上下に一喜一憂しすぎず、生活を乱さずに向き合える投資。
私にとっては、国内株の配当や売買益がその気持ちの支えになっています。
この記事では、実際に国内株を保有し、配当や売買益を得てきた中で感じたことを、実体験をベースにまとめています。
※新NISAそのものの仕組みや考え方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
もくじ
配当が入ると、長期保有してもいいという気持ちになる

株を保有していると、
毎日のように株価は変動します。
思ったように上がらない時期もあれば、
一時的に大きく下がることもあります。
そんな中で、
年に1〜2回、配当金が入るというのは、
思っていた以上に気持ちを安定させてくれました。
金額の大小よりも、
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「銀行預金の利息よりは多い」
-
「持っているだけで戻ってくるお金がある」
そう感じられることが、評価額の上下に振り回されすぎない理由になっています。
年に数千円~数万円の配当があるというのは、気持ちに余裕が出てきます。
実際に保有している国内株、私なりの付き合い方

私が実際に保有してきた国内株の中で、配当や売買益の面で印象に残っているのが、
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武田薬品工業
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三菱UFJフィナンシャル・グループ
この2銘柄です。
※こうした実例の前提になる「単元株を選ぶ理由」については、こちらの記事で整理しています。
約80万円を国内株で運用した場合と、銀行預金に置いた場合の比較
実際に保有してきた武田薬品工業と三菱UFJフィナンシャルグループについて、投資額と配当金の目安をまとめると、以下のようになります。
| 銘柄 | 投資額(100株) | 年間配当(1株) | 年間配当(100株・NISA非課税) |
|---|---|---|---|
| 武田薬品 | 約524,000円 | 約100円 | 約10,000円 |
| 三菱UFJ | 約278,000円 | 約74円 | 約7,400円 |
※株価・配当金は変動します。記載の金額は目安としてご覧ください。
この2銘柄で合計およそ80万円を使った場合、同じ金額を銀行預金に置いたケースと比べると、次のような違いがあります。
※50代で「いくらくらいを投資に回すか」については、投資金額の考え方の記事で詳しく書いています。
銀行預金とNISA(国内株)のイメージ比較
| 運用先 | 元本 | 年間の受け取りイメージ | 税金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 銀行の普通預金 | 80万円 | 約6円〜100円 | 利息に約20%課税 | 元本は減らないが、ほぼ増えない |
| NISAで国内株(配当あり) | 80万円 | 約15,000円前後(目安) | 非課税 | 株価変動はあるが、配当が入る |
| NISA+売買益が出た場合 | 80万円 | 配当+売買益(数万円になることも) | 非課税 | タイミング次第で増える可能性 |
もちろん、株価は上下します。一時的に評価額が下がることもあります。
ただ、NISA口座で国内株を保有していれば、配当金は非課税で受け取ることができ、
「何も入ってこない」という状態にはなりにくいと感じています。
私は、すべてを投資に回すのではなく、生活防衛資金は銀行に残しつつ、余裕資金の一部をNISAで運用する、という形を取っています。

ここで、私なりの武田薬品工業とUFJフィナンシャルグループの株との付き合い方についてご紹介したいと思います。
武田薬品工業|配当を受け取りながら、時期を見て売る
武田薬品の株は、配当が魅力的だと感じて保有していました。
株価が大きく動かない時期でも、配当が入ることで「今すぐ売らなくてもいい」と思える余裕が生まれます。
私の場合は、
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配当を受け取りながら保有する
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株価がある程度上がったと感じたタイミングで売る
というスタンスです。
株価が上がらなければ配当を受け取りつつ、長期でずっと持ち続け、良い時期が来たら利益確定します。 武田薬品は配当が良いので、長期保有のメリットがある銘柄の一つだと思っています。
三菱UFJフィナンシャル・グループ|社会情勢を意識して売買する
三菱UFJフィナンシャル・グループ(UFJ)の株は、社会情勢の影響を受けやすい銘柄だと感じています。
特に意識してきたのは、
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金利の上げ下げ
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為替の動き
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海外の経済ニュースや関税政策
実際に、トランプ関税が話題になった時期には、金融株全体が下がる場面もありました。
そうした動きを見ながら、
「下がったと感じたときに買う」「上がったと感じたときに売る」
という判断を意識しています。
頻繁に売買するわけではありませんが、社会や経済の流れを見ながら判断することで、社会の出来事やニュースにも興味を持つことができるのも良いところだと思っています。
なお、こうした国内株投資を始めるにあたっては、証券会社の使いやすさや、サポート体制、長く安心して使えるかどうかも重要だと感じています。
証券口座については、別の記事で「新NISAで後悔しない証券口座の選び方」としてまとめていますので、これから口座を検討する方はそちらも参考にしてみてください。

最小でも「配当金」、良いタイミングがくれば「売却」というスタンス

配当金や売買益が出るとうれしいのは事実ですが、それを目的にしすぎると、株価の動きが気になりすぎてしまいます。
私の場合は、
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配当が入り、少しうれしい、もう少し保有していてもいいという気持ちになる
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タイミングが合えば、売買益も得られる
そのくらいの受け止め方が、長く続けるためにはちょうどいいと感じています。
投資が生活に良くない影響を与えることのないように、守りながら最小でも配当があれば、銀行の利息よりも随分と良いので続けていけます。
投資は暮らしの一部として静かに続けるものと思っています。
50代からの投資は、株価の上下に一喜一憂せず、気持ちを保ちながら続けることが、何より大切だと思っています。
配当や売買益は結果であって目的ではなく、「続けていく中で自然についてくるもの」くらいに考えるほうが、50代には合っていると感じています。
こうした国内株投資を続けるうえで、 私自身は「取引画面が見やすく、必要な情報が過不足なく確認できること」を重視しています。
その点では、松井証券のように国内株に強く、 長く使うことを前提にした証券会社は選択肢のひとつとして検討しやすいと感じています。
次に書いていくこと
今後は、
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配当金の使い道(再投資・生活・気持ちの整理)
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投資を続ける中で感じた失敗や迷い
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50代だからこそ意識しているリスクの考え方
なども、少しずつ書いていく予定です。
これから投資を始める方、すでに始めているけれど迷いがある方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
